Coucou❣ 今日は何食べよう? ポッチャリーヌです。
パリ14区、モンパルナス駅から徒歩15分。
モンパルナスとあのカタコンブのちょうど真ん中らへん。
メーヌ通り(Avenue du Maine)からちょっと入ったところに
日本人シェフのフレンチレストラン「KIGAWA」があります。
レストラン「キガワ」の名の通りオーナーシェフは紀川倫広シェフ。
クラシカルなフレンチというクチコミを多々見てずっと行きたかったお店です。
大通りから近いのに喧騒が感じられず静かに佇む白い外観のレストランは
入口からしてなんだか品が感じられる、ような気がします。
白とグレーを基調にした店内はテーブルクロスがかかり洗練されたエレガンスな雰囲気。
来訪時はフランス語や英語が聞こえてきましたが、
男性は皆さま、えり付きシャツを着ていらっしゃいました。。。
レストラン「キガワ」では、ランチでもディナーでも、
ドレスコードはスマートカジュアル、で行かれたほうが無難です。
飛び込みでいけるような雰囲気でもないので確実に予約してから行くことをお勧めします。
とまあ雰囲気は敷居が高い感じがムンムンするのですが、
席に着くと不思議に落ち着き、リラックスできる空気感でした。
ランチでお伺いしましたが、メニューは前菜&メイン&デザートの1種類。
前菜:茄子とパプリカと子豚のコンフィのテリーヌ
メニューを控えるのを失念&日本語メニューはありませんでしたが、
ホールの日本人男性がきちんと説明してくださりました。
が、控えていないのでメニュー名はうる覚えの私の名づけです。
こちらのテリーヌが「初夏」というか、とにかく「夏」を感じさせる一品でした。
お野菜もたっぷり入っていて、冷たいロゼワインとバッチリあう、そんな一品です。
夏場に毎食食べたい、というくらい美味しかったです。
メイン:マグレドカナール
鴨が大好き&コンフィよりマグレ派、なので、
メニューを見た瞬間、アタリ!と思いました~。
ということでマグレドカナールはあらゆるところで好んで食べていますが、
皮のカリカリ具合とお肉のロゼ具合の焼き加減が絶妙でした・・・。
そしてこの添えられたソースが「黒オリーブとバジル」。
これは初めてのソースで大人のマグレ、赤ワインがグビグビすすみます。
食べ応えもガッツリあってこれだけでお腹がいっぱいに・・・。
デザート:イチゴのマスカルポーネ
もともと甘いものが苦手、選べるのであればデザートはつけたくない、
しかもメインがボリュームたっぷりで酒は別腹でも甘いものは別腹じゃない、、、、
という状態でしたが、こちらのデザートは別腹でした、、、、。
さっぱりとしていて、カリカリのメレンゲの食感とあわさって美味しかったです。
3コースってデザートまで考えつくされてのコースなんだよな、
と当たり前のことをしみじみ実感してしまいました。
クラシカルなフレンチ、ということなので、ジビエの季節に再訪したい、
ジビエだったら赤ワインと合わせて夜に、と思いつつも、
夜のアラカルトの価格とランチのメニュー価格の差がありすぎて、、、
ランチのコスパの高さに、庶民はやっぱりランチに再訪するでしょう。
★子連れメモ★
店内はガストロノミーの雰囲気なので子連れには向きません。
HPには「小学生未満のお子様はテラス席で」と記載されていますが、
ランチでも座っていられる低学年でも目立ってしまいそう。
しっかりと食べられる中学生以上がお勧めです。
※完全にポッチャリーナの主観です
※もちろん静かに座っていられること、が前提で、、、