Coucou❣ 今日は何食べよう? ポッチャリーヌです。
パリ7区・ボンマルシェからほど近い Rue Pierre Leroux にあるイタリアン。
このRue Pierre Leroux(ピエール=レロウ通り)って凄いです。
ボンマルシェもある Rue de Sèvres(セーブル通り)側には
絶品チーズ専門店「Fromagerie Quatrehomme」が、
ちょっと進むと日本人シェフのフレンチ「Restaurant Nakatani」が、
突き当りにいくと同じく日本人シェフの和食「あい田」が、
そして「あい田」のお向かいに日本人シェフ檜垣浩二シェフの
イタリアンレストラン「L’inconnu」(ランコニュ)があります。
お向かいの「あい田」の白い外観とは対照的な
「ランコニュ」の黒いシックな外観はかなり目立ちました。
白を基調にした店内はテーブルクロスがかかっていてエレガンス~な印象。
ドレスコードはスマートカジュアルのほうがよさそうです。
8月中旬のいわゆるお盆休みまっただ中にお伺いしましたが、
8月休みのレストランが多い中で開いていたのは嬉しい、、、。
数日前なら公式HPから日本語で予約可能でしたが、
当日思い立ったので電話で予約をしましたが日本語でOKでした。
ランチは3つのコースから選ぶことができますが、イタリアンだからパスタは食べたい。
イタリアンとフレンチのメインの違いがわからない。から食べてみたい。
ということで、前菜&メイン&パスタ&デザートの4コースをチョイス。
量は違うかもですが、料理の内容はどのコースを選んでも一緒でした。
左:アミューズ:冷製トウモロコシのカッペリーニ。
右:前菜:Encornet mi-cuit, sauce Gazpacho(イカのミキュイ、ガスパチョソース)
アミューズは夏らしく冷たいカッペリーニ。
日本の大好きなコーンポタージュスープを思い出すほんのり甘くて優しい味わい。
前菜はイカのミキュイがバジル風味でマリネされていて
ガスパチョソースと絡めると味わいが変わるこちらも夏らしい前菜でした。
メイン:Poisson du jour a l’aqua pazza, palourdes , carote(カサゴのアクアパッツァ)
メイン:Canard challandais de la maison Buraud roti, puree d’aubergine et curry thailandais
(鴨のロティとコンフィ、茄子とカレーのピュレ)
メインのお魚はカサゴのアクアパッツァ。
浅利のスープが出汁(といっていいのか?)が効いて優しく深みのある味わい。
カサゴのしっとりとした焼き加減とのコラボが美味しかった。
プラス10€でメインはお肉にも代えられました。
この日は鴨でマグレとコンフィの2種が入っていました。
なんとカレーのピュレがついていました。斬新。
ただ、やはりカレーなので、ほんわりしたお魚を食べていても香ってくる、、、。
パスタ:Spagetti a la bolognaise(スパゲッティボロネーゼ)
パスタはボロネーゼです。
普段からクラシカルなパスタをだしているそうです。
このお肉のしっかりした深みのあるソースと枝豆の食感が良いアクセントに。
左:デザート:Tarte Bellini , compote de peche plate , glace verveine
右:フォカッチャ
デザートは日本語の説明をすっかり失念しましたが、、、、シチリアのデザートとのこと。
ふわふわのメレンゲの下に桃が入っていてこちらも夏らしく軽く美味しかった。
名前も産地も失念しましたが一緒に頂いたデザートワインも美味でした。
イタリアンのフルコースを食べなれないのですが、
フレンチと比べても全体的に軽く優しい味わいのお料理が多かった印象。
この内容で私は腹八分目、、、いや、七分目、、、。
これなら夜のシェフのおまかせコースでちょうどいいかもしれない。
ガストロノミーなのでこの価格でこの量なのでしょう。
が、せめてパスタがあと10g、いや20g多いといいなぁと私のストマックが申しています。
グラスワインもキャンティが12€でサンジョベーゼが17€。
イタリアワインだからこそせめて10€の赤ワインもほしいかな、、、。
★子連れメモ★
公式HPに
「お子様のご利用につきましては、お子様一人当たり、一つのコース料理をご注文いただきますようお願いいたします。」
と記載あり。
お店の雰囲気からも中学生以上がお勧めです。
※完全にポッチャリーナの主観です
※もちろん静かに座っていられること、が前提で、、、