Coucou❣ 今日は何食べよう? ポッチャリーヌです。
フランスのめちゃめちゃ美味しいバターと言えばBordier(ボルディエ)。
ブルターニュで伝統製法にこだわって作られた星付きシェフ愛用のバター。
パリでもボンマルシェやギャラリーラファイエットくらいでしか見ないし、
スーパーのバターよりちょい高く、美味しいからたくさん食べてすぐなくなる。
という無限ループにハマるためデブな庶民はスーパーバターを愛用中。。。
そんなボルディエの本店があるのがブルターニュ地方のSaint-Malo(サン・マロ)。
サンマロは港町で城壁に囲まれた旧市街地があります。
TGVのGare de Saint Malo(サンマロ駅)から旧市街地の入り口まで徒歩で20分。
城壁の上をぐるっと歩いて1周30分ほどのとても小さな市街地です。
旧市街地の中ほど、レストラン密集エリアにボルディエの本店と、直営レストラン
「Bistro Autour du Beurre Bordier」(ビストロ・オトゥール・デュ・ブール)があります。
バカンスシーズンということもありサンマロのホテルは全室満室。
フランス人のみならずお隣イギリスからの観光客も多そうです。
夏のバカンスに行かれるのであれば絶対に数日前から予約を!!!
当日は何組も断られていたので予約は必須です。



ボルディエ本店の右隣りにボルディエレストランがあります。
お食事エリアは入ってすぐのところと奥のエリア。座席数も多くありません。
この日は満を持して訪れておりますのでディナーで。
ビストロ、かつ、リゾート地ということもありディナーでもカジュアルな雰囲気。
ビーサンじゃない限り、ドレスコードも気にしなくて大丈夫そうです。
ボルディエ本店ではバターのほかにチーズやヨーグルト、
お酒のおつまみに絶品のボルディエバターサーディンなどが売られていて、
パリよりもお値段お買い得!!

最初に運ばれてくるのは8種のバター。
試したくても失敗したら嫌なので試せなかったバターを食べくらべ!
ポピュラーな有塩バターや海藻バター、唐辛子入りバターのほか、柚子、レモン、
ラズベリー入りなんてものもありました。
結論。
ポピュラーな有塩バター(Beurre de Baratte Demi-Sel)に勝るものなし。
意外にも唐辛子入り(Beurre de Baratte au Piment d’Espelette)も美味しい。


左:アミューズ
右:前菜:ラングスティーヌのタルタル

前菜:エンドウ豆のカプチーノ beurre au sel fumé(燻製塩バター)
このスープがバターの風味がしっかりと感じられとても美味しかった。
でもここまで豆を入れる必要があるのか?というくらい豆が詰まっていた。。。

メイン:羊のプレサレ beurre au piment d’Espelette(唐辛子バター)


左:メイン:アンコウ beurre sarrazin(そば粉のバター)
右:低温調理した仔牛
ブルターニュ地方といえばレンヌ、レンヌといえばモンサンミッシェル、
モンサンミッシェルと言えばプレサレ、ということでメインはプレサレと、
サンマロと言えば港町、港町と言えば海、海と言えば魚、
ということでもう一品は魚料理を注文。と、仔牛。
どれも焼き加減も抜群でバターが効いたソースがとても美味しかったです。
プレサレはモンサンミッシェルで食べたものより断然美味しかった。
ですが、最後まで完食することができませんでした、、、、。
前菜もメインもボリュームはありますが適度な量です。
適度な量ですが、バターなので食べ進めるうちにガッツリもたれる、、、。
8種のバターから始まり、前菜、メインとバター三昧・・・。
ボルディエバターの店なので当たり前なのですが。
とはいえここはフランス。
フレンチレストランでお料理のシェアはマナー違反。
あと10才若ければ軽く食べられたのでしょうか・・・。
ホテルに戻って太田胃散を飲んだのは言うまでもありません。
太田胃散、いい薬です・・・。

★子連れメモ★
お子様向けのメニューはありません。
料理の味付けも内容も大人向けなので中学生以上がお勧めです。
※完全にポッチャリーナの主観です
※もちろん静かに座っていられること、が前提で、、、