Coucou❣ 今日は何食べよう? ポッチャリーヌです。
パリ2区、Châtelet-les-Halles(シャトレ・レ・アル)駅からもほど近く、
「パリの胃袋」と呼ばれるMontorgueil(モントルグイユ)通りと交差する、
Tiquetonne(ティクトンヌ)通りにあるミシュラン1つ星レストラン。
Restaurant ERH(エール)の日本人シェフは北村啓太シェフ。
庶民が清水の舞台から飛び降りて初めて行ったミシュランですが、
食事というのは五感で堪能する芸術だ、と感じたレストランでした。
黒?紺?濃紺? X 金のモダンな外観です。
「ERH」とはお酒造りに大切なお水(Eau)、お米(Riz)、人(Hommes)の頭文字。
入ってすぐのお店は「MAISON DU SAKE」。
パリにおいてたくさんの日本酒を取りそろえたバーがあります。
奥に進むと濃紺?x白x木目のスタイリッシュでありながらぬくもりも感じる空間が。
スタッフの方の衣装もかっこいいです。
初ミシュラン、満を持してディナーでお伺いしました。
メニューは7コースと9コースの2種類でした。
初、なもので、9皿!?も食べられないでしょう、と思ったこと、
7と9では内容は一緒、プラス2皿だったこと、
2皿がお魚がマグロ、お肉がリードヴォーだったこと、
ホルモンなど内臓系が苦手だということ、から7コースをチョイス。
結果、9コースでもよかったです。
ゆっくり食べているのでお腹は7コースでももちろん満足。
でもこの美しいお皿をもっと見られたんだな、と思いました。
アミューズ。かっこよすぎてクチポール(Cutipol)のカラトリー買っちゃいました。
7コースにワイン&日本酒ペアリングをチョイス。
日本酒をワイングラスに1合分ほど並々と注がれ、吞兵衛には最高!
寿司にはワインではなく日本酒だ、とかたくなに思っているけれど、
ERHのフレンチにこちらの日本酒はしっかりとマリアージュしていました。
お料理ですが、文句なく美味しく、そして美しかった。
なんというか、お料理に色気がある、というか、、、。
芸能人でいうなら竹野内豊のような感じ。
藤木直人でも坂口憲二でも阿部寛でも内野さんでも西島さんでもない、竹野内豊。
井川遥でも吉瀬美智子でもない、竹野内豊。
「芸術の都」パリにいながら芸術とは対極のところで生きているけど、
美術でも彫刻でも建築でもない、食という芸術があるんだと知りました。