フランス・パリ6区フレンチ「LA BRASSERIE LE COMPTOIR」

Coucou❣　今日は何食べよう？　ポッチャリーヌです。

パリ左岸、サンジェルマンデプレ（Saint-Germain-des-Prés）地区、
地下鉄4号線と10号線のOdéon（オデオン）駅からすぐ、
ガイドブックなどにもよく掲載されている「LE COMPTOIR」（コントワール）。

併設されている4つ星ホテル「Le Relais Saint Germain」のオーナーで、
ビストロブームの立役者Yves Camdeborde　(イヴ・カンドゥボルド)のレストラン。

「Le Comptoir」は12時～通しで営業をしていますが、
平日のランチや週末は予約不可、となっています。

平日のディナーは予約可ですが、数か月先まで満席とか。
トライしたことはありませんが・・・。

ランチにお伺いするときは開店前に並んでいます。
平日なら開店15分ほど前、
週末でも30分ほど前に並んで今までは入れていました。

店内に入ると正面にとても大きな鏡があり、
鏡一面に本日のオススメが書かれています。

黒板（鏡）メニューの難点は、私は筆記体が読めないということ、、、。

★メニュー★
アラカルト（前菜15€前後、メイン25～30€前後）

イヴ・カンドゥボルドは南西地方出身のシェフ、とのことですが、
南西地方の郷土料理は鴨のコンフィやマグレカナール、カスレ、
トリュフにフォアグラなど、ビストロメニューの定番がたくさん。

生ハムメロンやウフマヨネーズなど、素朴な料理ひとつとっても美味しいです。
とくに豚足を揚げたもの（pied de porc desosse et pane）。
これはワインとともに延々に楽しめてしまう一品でした。

日本でもあまり見ることがなくなったババオラム。
これでもか、というほどラムをかけてくれるのでこれだけで酔えます。

フランスの伝統的な料理を楽しめるレストラン、です。

が、日本人だからか、年のせいか、好みの問題か、フランス初心者だからか、
米と醤油を郷土とする私にはなかなか合致するメニューがないというか、
美味しいと最後まで一気に完食してしまうような、
1か月に1回通いたくなってしまうようなメニューになかなか出会えていません。

といっても同行している人は皆さん絶賛していますので、
フランスを知っている人、フランス料理慣れしている人には美味しいのだと思います。

それでもボリュームはあるので、マナーとしてメインは一人一皿、
ランチならば少食の方はメインだけにするとか、
前菜は軽めのものにするとか、シェアするとか、
メインも一口ちょうだい文化ならお肉とお魚を混ぜる、などがおすすめです。

そしてこちらの「コントワール」、
同じサンジェルマンデプレ地区で立ち飲みバーが３店舗あります。

「コントワール」のすぐお隣に、
「アヴァン・コントワール・ドゥ・ラ・テール」と
「アヴァン・コントワール・ドゥ・ラ・メール」が、
マルシェ・サンジェルマンの一角に「アヴァン・コントワール・ドゥ・マルシェ」が。

「La Mer」はシーフード系。
「La Terre」と「Du Marche」はお肉系。

「La Mer」には行ったことはありませんが、
「La Terre」も「Du Marche」もメニューはほぼ一緒だったと思います。
マルシェのほうが広く、椅子が多く、テラス席もあるのでおすすめです。

こちらは天井から写真付きのメニューがぶら下がっているので
そちらを見ながら注文、いずれもポーションは小さいです。
ワインは好みのものを伝えると選んで入れてくれます。

そしてカウンターに塊になったボルディエバターが置いてあるので、
そちらを好きなだけ取ってパンに乗せて食べる事もできます。

ただ、割高なので、腹八分目でコントワールくらいの金額になります。

AVANT COMPTOIR DE LA TERRE
AVANT COMPTOIR DE LA MER
3, Carrefour de l’Odéon 75006 Paris